空気は読まない。

出演者関係者のみなさまはもちろんのこと、
おたくのみなさまにおかれましても24時間耐久レースお疲れ様でした。
フェスの当落も出てるようでして、案の定激戦だったようでして、
そちらで感情を振り回されてしまった方々も、お疲れ様でした。
今後しばらくの間は立派な茶の間になることを決めたわたしは
中の人と自らの体優先睡眠優先で過ごさせていただきまして、
録画はかけたもののまだ全てを確認してはおりません。
それに、まあ、なんだ、あれですよ。
不快に感じる方もおられるかもしれませんが、
どーうしてもあの番組が(ていうか番組の作りがっていうかなんていうか)
得意になれなくてですね・・。
仕事柄*1ってのもあるかもしれませんが
ああいう番組に思うところがたくさんあります。良いにしろ悪いにしろ。

あの番組にあの子たちが出てるから録画してる、見てる、
という自らのスタンスにもなんか自らイラっとしたり。
かわいいかわいいっていう孫を愛でるような視点で見ちゃう自分に対しても
罪悪感にも似た違和感を感じたり。
東南アジア人だった頃に頻繁に感じていた
空調の効いたきれいな部屋で貧困を語る的なややこしい感情というやつです。
そんなこんなしてるうちに感情の一人相撲で疲労疲弊してー。
めんどくさいなー、自分。
まさかの半裸とかまさかのマイケルとかまさかのお手紙とか
記憶にしかと刻み付けたい箇所は多々あったんですがね!


そして、そんな一人相撲とは全く無縁に見ることができたのが
『Oの人×ディズニー』のアレでした。
若冲の時よりも数段ナレーションがいい!ぞくぞくするわ!
もし仏像が喋ったとしたらああいう声なんじゃないのかい?
お世辞にも語彙の豊富な人とは言えないけれど
だからこそ伝わる言葉よりも大切なものの感触が伝わってきたように感じました。
驚いた時の目の表情、本気で何かに興味を持った時の静かな前のめり感、
純度120パーセントの「たのしい!」な気持ち、よかったわあああああ。
あんな表情だったらずっと見てたい。


しばらく間が空いたんで書き逃してましたが例の変な売り方のCDも無事注文できました。
高いよJすと・・・と思うのは仕方ないですよね!ね!ね!誰か同意してー!
収録曲について賛否両論あるようで、そのどちらにも共感できちゃうのですが
新しいアイテムが手元に届くというのは単純にうれしいです。
CD化されるずっと前のあの頃、少しでもいい音源を求めて彷徨ったことも
楽しい記憶のまま(当時は必死の血眼だったけど)私の中に留まっています。
CD化されたからって、その楽しい記憶までが上書きされちゃう訳じゃないもの。
これはこれでよしとする、まっとうな茶の間であります。

*1:障がいや病気を持ったこどもたちのせんせいだ