神様見てますか。

娘がわたしのもとに来てくれて、
あたらしい世界がたくさん見えるようになりました。
毎日毎日、わたしはたぶん世界で一番低い場所にある青空を
じーっと見つめては笑っています。
それはとてもしあわせなことだけれど
育児ってのは楽しいばっかりでは当然なくて、、、

寒気で震えながら歯を食いしばって抱っこしてゆらゆら揺れ続けた日のことも、
いずれそのつらさもも思い出に変わるに違いないという信念のもと
一生懸命やるしかない、のです。


インフルA型、拾っちまいました。(わたしが)


どこに行くにも常にむすめと一緒、
手洗いうがい手指の消毒まで欠かしたことはなかったのになぜ・・ですが、
かかっちまったもんは仕方ありません。
できる限り隔離です。(わたしを娘から)(切ない)

あらら?風邪かしら?と感じ始めた頃から
娘に近づくときはマスク2枚重ね+鬼の形相で手洗い、のち消毒+
だっこ前には着替えもしくはタオルぐるぐる巻きで私に触れぬように・・
などやってはいたのですが、いかんせん娘はまだ人間歴4ヶ月。
今のところはまだ娘に発症と思われる兆しは見えないですが、
1週間ほどはいつも以上に気の抜けない毎日になりそうです。
(インフルの潜伏期間、調べたけど色々な説ありすぎりょうたろう!)


いろんなものをぐっと堪えて踏ん張るとき、
神様はきっと見ているはずだ!
いや、神様たまに見逃したり間違えたりするかもしれんけど
最低でも死んだばーちゃんは見ているはずだ!
と心の中で強く思いながら、力を振り絞ります。

土俵際!危うし!という時にはいつも
小さい頃に背中をなでてくれたおばーちゃんの手のひらの温かさが
力を与えてくれるように、
いつかわたしのこの手のひらの記憶が未来の娘を支えられるようにと
願いをこめて、限界ライン越えに挑むのです。


「この子が無事に産まれてくれるのなら自分はもうどうでもいい」
と思ったこともありますが、
今は何がなんでも生き続けるのだと執着心でいっぱいです。
人って変わるもんだなあ。


娘に感染してないことをただひたすら祈りつつ。
わたしが感染源になって娘を苦しめることがあったら
なんてこった、、、とまだ起きてもいない未来に自己嫌悪です。



それにしても、ちょっと妊娠したり出産したりしてる間に
医療事情が変わってたようで。
インフルといえばタミフル!と思ってたけれど
新しいお薬が出てるのですね。
吸入してはいおしまい、の『イナビル』というお薬が処方されました。
病気したことで見えてくる景色もあるじゃない?とは真実だと思うけど
ほんとに、できる限り健康がいちばんです。ゲホゲホ。