奴はとんでもないものを奪っていきました

・・って銭形のとっつぁんのモノマネのひとつでもやらかしたくなるわ!!
「とんでもないもの」とは言うまでもなく、わたしのこころです。

史上最強の体調不良のためちっとも記録できてませんでしたが、
鍵師のドラマが終了しました。
いやあたのしかった!!!!
また月9こいつらか、とか、力のある事務所所属だから、とか、
いろいろ世間で思われそうであろう懸念の一切などものともせず、
淡々とマイペースでマイウェイを、しかしそれ相応の熱さを持って
駆け抜けてくれた、と思います。
真っ赤に燃える情熱の炎!とかじゃなく、感じたのは冷静だけども実は熱い
青い炎を見ているような感覚でした。
静かな熱を見ることができてしあわせでした。

鍵に対してだけ異様に饒舌で、
時には妙にいい姿勢でチャリンコぶっ飛ばしちゃって、
恋愛の話になると急に幼く見えたりするくせに
こすり合わせた指の色気とか閉じた目のまつ毛とかの色気は画面越しですら
失神しちゃうレベルで、
そんな明るい話でもないのに見終えた後で
「今のわたしなら枯れ木に花でも咲かせられるわ!」と
脳みそがあっぱっぱーなぴんく色に染まるほどすべてがかっこよくて、
でもその本質は近づくほど見えなくて、
すばらしかったです。
文章滅茶苦茶ですが察してください。

影も残さず、素顔見せないままエスケープしたラスト、
わたしは大変よかったと思います。
えのもとさんには謎めいたままでいてほしい。

3カ月おつかれさまでした。
えのもとさんと中の人は全然違う人だけれど、
(役に入った途端に完全に別人にしか見えなくなる、
 そんなところはほんとうにほんとうにすごいと思うんだ!)
中の人にも自由がお似合いです。
どうぞ自由にカリアゲでもなんでもしてください。
どうせ愛してしまうと思うから。