踊る

はじめて「即興」の良さを知りました土曜日の夜。

当方、踊ってさえくれれば血沸き肉踊りアドレナリンが大量放出される
単細胞なおたくです。
ステージ上よりもスイッチがONになりにくい、
なったとしても覚醒レベルが低めであることが常であるテレビで、
電気代だけであんなもんが見られるなんて。
超真剣な目(真剣さの証拠:尖るくちびる)とカリアゲうなじに滴る汗を
ありがとうございますありがとうございます。

たぶん、努力している裏側を見せたい知らせたいとは思ってない子たち
なんじゃないかなーと思うので(特にAの人は)
裏側を積極的に見たいとは願ってはいないけれど、
国民的あいどる道ど真ん中の大通りを順調に闊歩しているように
傍目には映っても、そこには当人の足のみぞ知る窪みや急勾配が存在するのだと
そんな当たり前のことを目にして更に惚れずにいられようか!

タップ兄貴をおねえ系の方かと勘違いしておりまして*1
Oの人とふたりで練習という段には「さとし逃げてあぶない!」と
思ってしまったことをお詫びせねばなりません。。
超真剣な、ひとっつも楽しくなさそうな顔で踊る姿を見て、
「ああタップって本当に難しいんだ」と分かった気がします。
Oの人にあんな顔をさせるのだから。まさにあれは踊る仏。*2
おっそろしくかっこよかったからこそ、衣装のぶかぶか加減と照明が惜しいようー!!
そして、ほんとうにできる子だからこそ、Oの人の本気のMJダンスも見てみたかった。
ぜいたくなおたくですみません。

他にもやまやましい即興ダンスだとか
アドリブに弱い末ずがまさきおにいちゃんに頼っている様だとか
MJによるMJダンスとか
長く細い手足を振り回すAの人がくしゃあっと笑った瞬間に
脳内で電飾衣装での「ヒェー!!」が蘇ってきゅんきゅんしたりとか
やっぱりできる子であるNの人とか
完璧に胡散臭い笑顔(誉めてます)でカッチカッチなSの人とか、
やまたろのふたりのスーツが揃って萌え袖だったこととか、
しやがれスタッフ、やればできる子・・・・!!!!!!
あいどるだからって気を使って即興ハードル下げる必要なんてない。
高いハードルを、今後もぜひ。
そして、ナレーションをぜひとも次元に。(切実)

こんな醜い浅ましさにあふれかえった世の中で、
辛い記憶とか考えても仕方ないどうにもならん事象だとか恨みとかつらみとか
そんなもんばかり覚えていても体と心に悪いので、
この日の思い出でそういうものをところてん方式に体から押し出して、
できるだけ優しくありたい、と心底思うものであります。

*1:そして「違う」という確証は今でもないんですけども

*2:インド映画っぽいな・・